日米共同研究



「平成19年度 日本学術振興会 アメリカ合衆国との共同研究」からの支援を受けて 以下の内容の共同研究を行いました。

研究課題名:アト秒光パルスの生成と原子分子ダイナミクスの実時間分析への応用
期間:2007 年 4 月 1 日〜2009 年 3 月 31 日 (2年)
参加人数:日本側参加者 8 名,米国側参加者 4 名
日本側共同研究代表者: 森下亨
米国側共同研究代表者: Chii-Dong Lin, カンザス州立大学 物理学科

研究の目的:
本共同研究では,「電子間の相互作用」および「光と電子の相互作用」 の2つの重要な理論的観点からアト秒領域の超高速過程の深い理解を目指 す理論グループと「超高繰り返し」,「超高強度」,そして「超短」 というそれぞれ異なる優れた特徴をもったアト秒パルス光源の開発・計測を 目指す日米の3つの実験グループが融合して連携と協力を培い, アト秒領域の超高速過程における原子・分子と光の相互作用につ いて新しい知見を探求すると共に,次世代基盤技術の開拓を目指す. さらに,学位取得直後の博士研究員,博士前期および後期課程の大学院生の交流 を積極的に行うことによって世界に通用する次世代の原子・分子・光(AMO) 科学を担う研究者の育成を図る.

報告書 (抜粋) (Full)


Toru Morishita,UEC